Roar of the Boar

日記として

2021年12月18日

 なんとなく今年を振り返るような振り返らないような

 

 今年も今年で目まぐるしい一年だった。変化もあった。成長もあった

 舞台少女は日々進化中、社畜青年も日々進行中

 歩みは遅く、だが確実に前へ、誰が前に居ようと、周回遅れだろうと関係なく

 

 正直愉快な1年には程遠かった。心から喜べたことは本当に数えるぐらいしかなかった。信用されているわけないし、こちらも誰も信頼していない。こんな息をするにも息苦しい空間から逃げ出さないでまだ持ちこたえられているのはあの留学の惨めさを知っているからだろう

 結局自分のことしか書けない。書きたいことはもっと別のことなのに、それを書こうとしても心から伝達されるものは指に届くまでに熱を失い、凝固していく。辛うじて出力されるのはどこかで見たようなキャッチコピーの模倣品

 人を見ることの大事さを知っているはずなのに、どれだけ目を凝らしてもそこに浮かび上がってくるのはその人の輪郭をした自分の姿だ。そういう意味で本質的に私は成長していないと思う

 環境が変われば私も変われるのだろうか。ただ順応していくだけなのだろうか

 

 来年に特に期待していないがしかし、ただ安穏に過ぎてくれることを望むばかりだ